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同年代のスター達について。

先日、野球の試合で、ファーストを守っていた時、三遊間にきれいな流し打ちのヒットを放った対戦相手チームの左打者の若い選手に一塁ベース上で「篠塚みたいだったね!」と話すと、「誰ですかそれ?」と言ってオレを置き去りにして初球をすぐさま2塁へ盗塁していった。

そう。オレはもうアラフォーのロートルだ。

年上のプロ野球選手なんて、イチロー、岩瀬、荒木、福留、阿部、上原、、、もう残り少なくなってきた。

だが、学年でいえば1つ下の世代はまだまだ頑張っている。そう、いわゆる松坂世代だ。

もうずいぶん前になるが、松坂がプロ野球選手としてデビューした時は、実に痛快だった。

金田、稲尾、権藤、江夏、江川といったマンガみたいな投手が現実に現れたと思った。

相撲の世界でも突然現れた朝青龍がリアルタイムで出現した横綱だった。

横綱になるスピードが速すぎて三役の時の記憶なんか全くないくらいのスピード出世で駆け上がっていった。

こういう同年代の活躍はロックの世界でも起きた。

長嶋、野村、金田の時代がビートルズ、ローリングストーンズだとしたら、王、田淵、星野はレッドツェッペリンなどのハードロック、落合やバースはパンクロックやニューウェーブ、KKコンビはマッドチェスター、野茂はグランジ、イチロー、松井はブリッドポップ。もう、ロックスターは華やかな時代の遠い昔の人たちの事で、自分たちの年代にはそんな人たちは居ないと思っていた。オアシスなんかはリアルタイムだったけど一回りも年上の人たちだったので、ジェネレーションギャップがあり、怖い先輩を見るような感じだった。

そんな中、アメリカから火の粉が降ってくる。ストロークスが登場してきたのだ。

当時はまだロックリバイバルなんて言葉は無くて、単純なストレートなロックでストロークスが活躍してるのをみて、オレたちの年代にもロックスターが出てくるんだと妙な感じがした。

でも、何かが違うんだ。アメリカのロックじゃないんだ。

ただ、もうすぐ本当に興奮する何かが出てくる気がしてた。そう。いつの時代もアメリカから導火線に火がつくんだ。

そして、ついにロンドンからアンサー代わりのロックスターが登場した。

そう、リバティーンズだ!

ロンドンしか愛せない。ロックンロールしか愛せない。

もうこの殺し文句に本当にガツーンときた。同年代にこんなロックスターが現れるなんて嬉しい!嬉しすぎる!

でも当時はSNSもなく、インターネットも発展していない。とにかく情報が乏しすぎる。

月に一回の情報誌だけが頼りだったので、大げさに描かれる昔のロックスターみたいな逮捕やドラッグや派手な言動が余計に神格化されて我々世代の中ではカリスマになっていた。

だいたいのロックスターは若い時の一瞬の輝きで燃え尽きてしまう。リバティーンズも例にもれず何年か活躍してあっという間に解散してしまった。何年か前に再結成して13年ぶりのアルバムを発売してくれた。正直あんまり良くないと思ったが、今でも活動してくれているだけで有難いと思える稀有なロックスターなのだ。

しかし、ロンドンへ旅行に行った時に訪れたミュージックエクスペリエンスでは、全然リバティーンズの名前が出てこない。2002年から2003年の欄に名前があるだけで、ほんの歴史の1ページに過ぎなかった。本場ロンドンではオアシスやブラー、レディオヘッドの後のワンダイレクションまでの間の一括りでしかなかった。たしかに演奏能力は乏しく、オアシスのように、かつてのロックスターたちと並んでも遜色のない圧倒的な曲も無い。だが、同年代の我々にとってはビートルズやローリングストーンズにも匹敵するくらいのカリスマロックスターなのだ。

そんなリバティーンズが今年、ニューアルバムを発表するらしい。

ひょっとしたらあの時の様な興奮が味わえるかもしれないと否がおうにも高まってくる。しかし、過度な期待は酷だ。

なにしろ野球選手でもロックスターでも我々の年代はもうベテランの域に入っている。あの長嶋と松井が引退した齢を超えてしまっている。

ローリングストーンズでいえば、まだまだ女たちくらいの時期だと思っていたら、もうすでにアンダーカバーの時期に入っている。もう何年かすればダーティーワークスの時期になってしまう。

 

そんなベテランになったリバティーンズも松坂ももう一花咲かせてもらいたい。

平田に大島、堂上、福田に高橋。なんとか松坂を200勝投手にして男にしてあげてよ。

本当に頼むよドラゴンズ。

 

今日はそんな同年代のスター達について考えてみた。

それでは、また会おう。ロックンロール。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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